【移住計画】ケンタッキー州の女性が”黒人のための街”を作ろうと広大な土地を買収したとして話題に!

カルチャー

すでに多くの世帯が引越しを計画!

「Black lives matter」の活動が始まってから、黒人の人々に心休まる日は少ないだろう。そこで、とある女性が彼らのために安住の地を作ろうとしているという。

この挑戦をしているのは、米ケンタッキー州で不動産業を営むアシュリー・スコットさん。彼女はこの度、39万平米(97エーカー)もの広大な土地を購入し、黒人のための街を作ろうと奔走している。

場所は、ジョージア州ウィルキンソン郡の田舎町、メーコンの近郊。すでに8月に19世帯の家族が移住を決めており、将来的には黒人家族のための安全なコミュニティを作ることを計画しているという。

スコットさんの友人であり共同出資者である投資家のレニー・ウォルターズさんもまた、黒人一家のための安全な土地を作るという明確なビジョンがあったという。

「農業と商業が互いに支えあい、安全で繁栄する、経済循環のあるコミュニティを作ることが私の目標です。」とウォルターズさんは語っている。

彼女らがプロジェクトを立ち上げたきっかけは、夫や子供。出勤する際にBlack lives matterの抗議運動を見るたびに、圧倒され不安を感じていたという。そんな時、ジョージア州トゥームボロという田舎町が売り出されているのを見て、「これだ!」と確信したのだという。

これを受け電話をしたところ、実際はもう売りに出されていないとの回答を得てしまった。そこで再び近隣地域を探したところ、トゥームボロのすぐ郊外に売りに出されている場所を発見したという。それが、今回の移住計画の舞台となっている。

地元トゥームボロの市長はこの試みを歓迎しており、「私たちは新しい人々のビジネスの参入を望んでいます。私たちはみなさんのコミュニティの活性化を促進し、維持するのを助けたいとわかっていただければ。」とコメントしている。

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購入後は段階的に開発が行われる予定で、土地の開拓や釣りができる人口湖、農耕地を作るという。数年以内の成長を目標にし、それまでに都市機能を完成させることを考えており、最終的にはジョージア州の地図に載ることを目指しているという。

「私たちの子供たちや19世帯の家族が、子孫に受け継げるようにと思っています。私たちは未来に遺産を残したいと思っています」というスコットさんのコメントで締められていた。

 

参照元:CNNFacebook

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