国会議会中に議員がポルノ閲覧
9月16日におこなわれたタイ国会審議中に、スマホでポルノ画像を閲覧していた議員の写真が公開された。この議員の行為に対し批判の声が続出している。
問題となったのは、パランプラチャーラット党のロナテープ議員で、2021年の予算案について議論が行われている最中の出来事だったという。
Thai MP left red-faced after being caught looking at pornography on his phone https://t.co/xypeRPWUcK
— The Sun (@TheSun) September 18, 2020
議会の様子を撮影していたメディアによると、ロナテープ議員はマスクを外し、10分以上スマホの画面に見入っていたという。
その画面には、上半身裸の女性、ベッドの上で全裸で横たわる女性、そして最後は女性器を近くで見せるような女性までもが映っていたとのことで、その一部始終が報じられることとなってしまった。
不審なメッセージが届き調査をしたと主張
これに対し、ロナテープ議員はそのポルノ画像を見たことに関しては認めたものの、見知らぬ女性から助けを求めるメッセージが届いたために添付していた写真を開くと上のようなポルノ画像が出てきたと主張している。
そして、ギャング集団などに脅されてわいせつ写真を撮られたのではないかと、女性の周辺の環境を調査するべく画像を入念に見ていたと話している。
政府高官はロナテープ議員から事情を聞くために召喚したものの、特にそれ以上の措置をとる予定はないという。また、下院議長もスマホでそのような画像を見ることは個人的なことであり、それを違反とする規則はないと述べている。ただ、国会議会中にこのような場面が捉えられてしまっただけに、国民からは批判の声が多く寄せられているようだ。