インドにいたあの男性が死亡
2018年、インド・テランガーナ州にて、米大統領ドナルド・トランプ氏を神として崇める男性が見つかり話題となった。
その名も、ブッサ・クリシュナさん。初登場時にも、一度edamame.で紹介したことがある。
そんな彼がこのたび、なんと他界してしまったことが地元メディアによって報道された。その理由は、トランプ大統領がコロナウイルスに感染したと報じられたためだという。
インドのメディア「Indian Express」によると、10月11日の朝、クリシュナさんは起床後にお茶を飲んでいる時、突然倒れたという。同居しているいとこが発見し緊急搬送されたが、時すでに遅く、心停止による死亡が確認された。
過去数年間にわたりトランプ氏を崇拝してきたクリシュナ氏だが、トランプ氏と妻メラニア氏の感染報道を受け、食事もままならないほど落ち込んでいたという。
彼のフェイスブックにはトランプ氏の回復を願い、涙ながらに語る映像が数件投稿されていた。
彼はトランプ氏が夢に出てきて以来、写真を額にいれて祈りを捧げはじめ、四年間にわたって崇拝していた。他にも、Tシャツを着たり、肌身離さず写真を持ち続けたりして、信仰を深めていたという。
昨年度には180センチの大きな像をたてたことから「トランプ寺院」として更に有名に。今年初めにトランプ氏がインドに訪れた際は、一目でいいから会いたいと夢見ていたという。
彼の死は地元の村では衝撃を与え、村長は「神であるトランプ氏に会わずに亡くなったなんて信じられない」とコメントしていた。また、彼の存在を失ったことは村の損失であると語っており、トランプ氏への献身のおかげで、村に国際的な注目が集まったと語っていた。
更に、インタビューにこのように答えていた。
「普通だと、私たちは神のために寺院を建てたり、一部の人々は地域の指導者の熱心な信奉者になります。トランプ氏のような国際的なリーダーのために寺院を建てたのは初めてです。
クリシュナのことは私たちは誇りに思っており、トランプ氏に会うという夢をいつか実現してほしいと考えていました。
彼が一度もトランプ氏に会うことなく亡くなったことは悲しいですが、せめて彼の死のニュースが、トランプ大統領に届くことを願っています。」
何かと良からぬ報道が多いトランプ氏。アメリカ国外でここまで想ってくれていた方がいたとは驚きである。