私は異性愛者で、幸せな結婚生活を送っている男です。
服装に男女の分け隔てがなくなってきた昨今だが、まだまだ婦人服を着る男性は少ない。だが、今回紹介する男性を見れば、「あれっ？意外と似合う・・・？」と思う人もいるのではないだろうか。
タイトスカートとピンヒール。そして・・・鍛えられた胸筋とイカついスキンヘッド。ドラァグクイーンだと思ってしまう方もいらっしゃるだろうが、三人の子供の父親であり、女性と結婚している男性である。
彼はドイツ在住のロボットエンジニア、マーク・ブライアンさん。「服に性別はない」として、毎日スカートとハイヒールを履いて通勤しているという。
ブライアンさんはインスタグラムに写真を投稿していたところ、今年10月に大きく拡散され一躍有名に。そこでは、自身の経歴をこのように語っている。
「私は異性愛者で、幸せな結婚生活を送っている男です。ポルシェと美しい女性を愛しており、ハイヒールとスカートをクローゼットに入れています。」
彼のクローゼットには、赤いパンプスとペンシルスカートなどが揃っており、寒くなってくるとブーツもはくという。全身がフェミニンなドレスよりもスカートが好きだそうで、その理由は、腰から上が男性的なのに、腰から下が女性的という性別を感じさせないバランスが好きだからだという。
11年連れ添っている奥様はブライアンさんの服選びを手伝い、娘さんも靴を借りて履いているそうで、この服の趣味はかなり受け入れられているようだ。
ブライアンさんの身長は、ヒールを履いていない状態でも182センチ（6フィート）。すらっとそびえたつ姿は実に映えることだろう。また、彼の服への愛は凄まじく、コロナウイルスで在宅勤務になった時でもハイヒールを履いていたという。
最後にブライアンさんは、「ヒールについてよく質問されますが、最初は低いヒールの靴で、自信がついてきたら高いヒールに変えればいいですよ。」と記事を締めていた。
