駅で震えているワンコに・・・
南半球のブラジルでは、8月も厳しい寒さが残っていた。そのため、サンパウロにある地下鉄の駅の片隅で、小さな野良犬が震えながら縮こまっていたという。
一年で一番寒い日となった8月下旬、フェルナンド・ガブリエルさんは、お兄さんと地下鉄を利用していたという。そんな中、券売機に立ったところ、足元には縮こまる一匹の野良犬が。
それを見て、ガブリエルさんは白い上着を脱ぎ弟さんに手渡すと・・・なんと、スウェットやシャツを脱ぎ始めた。
すると、彼はしゃがみこみ、ワンコの首から襟を通して、丁寧に着せてあげているではないか。
道ゆく人が見守る中、ばっちり服を着せた後、わしわしと撫でてあげるガブリエルさん。バッグをとったタイミングで、ワンコは尻尾を振って喜びを示している。
このまま連れて帰るのかと思いきや、ガブリエルさんは干渉しすぎず、そのままクールに立ち去っていく。最後にワンコが付いていこうと、一瞬だけ立ち上がるのが涙を誘う・・・。
この動画はお兄さんによって投稿されると、ネット上では大きく拡散。「尊敬するよ。これぞ本当のヒーローだ。」「彼にいいことがありますように」といった賞賛のコメントが寄せられていた。
自分が寒い思いをしてでも助けてあげるなんて、素晴らしい人柄である。ワンコとガブリエルさんに幸せが訪れるよう願うばかりだ。
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