大事故を寸前のところで免れる!!
11月1日、オランダ・南ホラント州スパイケニッセにて、ロッテルダム地下鉄の列車が脱線する事故が発生。
現場となった駅は地表に出る構造となっていた。通常なら、減速して止まるのだが、この時はトラブルで止まらず、まさに高架から列車ごと落下しようとしていた!
しかし、この電車にとんでもない奇跡が起きたのである!!
なんと、設置されていたクジラの尻尾の彫刻に乗り上げる形で停止したのだ!
地元ロッテルダム警察によると、脱線は午前0時ごろに発生し、そのまま減速せず木やコンクリートを突き破るほどの速度で進んでいたという。
だが、クジラの尻尾によって死傷者はゼロ。動画には、乗り上げた電車が落ちる寸前のところで止まっている様子がご覧いただける。
終電間際の終点駅だったため乗客もほとんどいなかったというが、前方に乗っていた運転士の命が救われたという。
彫刻の高さは10メートルほどで、偶然にも駅のホームから少しだけ低い位置に設置されていた。まさに九死に一生である。
事故現場がツイッターに投稿されると、4000件のリツイートを記録。「芸術は時に命を救う」「彫刻家は命を救えて誇りだろうな」「駅名も変わっちゃいそうだな。」といった歓喜するコメントが寄せられていた。
ロッテルダム地下鉄と警察当局は、引き続き脱線の原因を調べている。
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