閉店すれば食べ放題タイム!?
他人の家に不法侵入し、勝手に住み着く人が逮捕される事件は昔から少なくない。その発覚の糸口になるのは、「食べ物がちょっとずつなくなっている」「服がなくなっていく」といった些細な違和感から始まる。
それゆえに、スーパーマーケットの様な店舗に住み着くとかなり発覚が遅れる様だ。
今回、アメリカ・ネバダ州ファーンリーにあるスーパー「ラリーズ」の屋根裏にて、不法占拠していたとみられるマシュー・ハマー(35)というホームレスが現行犯で逮捕された。
発覚したのは9月30日のこと。この日の早朝5時ごろ、開店準備をしていた夜勤スタッフが、天井から何者かが足をぶら下げているのを目撃し通報。
捜査によると、ハマーは屋外に設置していたはしごを使って屋根に登り、建物の垂木の部分に侵入。ハマーは商品を盗むとそこで食べていたところだったが、それだけではなくなんと部屋まで作って暮らしていたのである。
通報されると彼は屋根裏を逃げ回ったため、当局は警察犬を現場に投入。その後、ハマーは強盗と公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたという。
コメント欄には、「スッゲー便利だろうな」「スーパーの近くに住むのはみんなの夢でしょ」といった声が上がっていた。しかし、自分の口に入るものが売られてるスーパーにホームレスが住み着いてるのは、セキュリティ上の問題がある、という地元民からの声もあった。
今年1月にも、米ワシントン州でグロッサリーの天井裏に住み着いていた男が逮捕されている。発覚のきっかけとなったのは監視カメラの映像だが、失うものがないホームレスは大胆不敵である。