近年、日本でも高齢ドライバーによる事故が議題にのぼっているが、先日公開されたこちらの動画をご覧いただきたい。
高齢ドライバーが制御不能状態に
11月3日午後1時35分頃、英ウェスト・ミッドランズ州バーミンガム市内を走行していた青い自動車だが、T字路の交差点に差し掛かると、そこからわずか1分間の間に壁や他の車などに6回も衝突を繰り返したのである。
この青い車を運転していたのは70歳男性だ。
監視カメラが捉えた映像を見てみると、まずは上手に右折が出来ず赤いゴミ箱に突っ込んでしまう。そのままバックをするのだが交差点で停止していた黒い車に衝突し、その後、衝突された車の運転手らが出てきて男性を止めようとするも、青い車はまるで制御不能状態となり壁や車に衝突を繰り返すのだ。
その後の警察の調査によると、男性は基礎疾患を抱えていたとのことだが、巻き込まれた周囲の人たちには迷惑行為の他ならないだろう。幸いにも大きな怪我をした人はいなかったが、車が停止したときにも男性の足はアクセルを踏んでいたという。
高齢化が進むにつれ世界中で高齢ドライバーが増加しているが、明確な線引ができるような安全対策をより一層強化するべきだろう。
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