30万円のリングが安すぎる!?
”婚約指輪の相場は、夫の給料の3ヶ月分”・・・だなんて言われたのはもう遥か昔。今では物価も給与額も異なっているため、身の丈にあった額のものをプレゼントすることが多い。
だが今回の女性は、約30万円もの婚約指輪をもらったにも関わらず、「安すぎる」として返品してしまったらしい。
“Her parents are accusing me of using her and treating her like cheap trash,” he wrote. “I've tried to explain my point of view but they won't listen."
この話が取り上げられたのは、アメリカの掲示板「Reddit」に投稿された、とある男性ユーザーの愚痴。その内容は、「婚約指輪に30万円(3000ドル)を費やしたのは間違っているのか?」というもの。
投稿によると、男性はかなりの給料を稼いでいるそうだが、今年はコロナウイルスによって失業してしまった両親や姉、妹、甥を経済的に支援していたため、これ以上の額は出せないと考えたという。妹に関しては現在も失業中で、生活を支え続けている。
さらに悪いことに、彼は職場で150人解雇されることも決まっているそうで、クビの候補には上がっていないが、収入と支出のバランスを見直そうとしていた。
そんな中で、男性は30万円でありながらも、ガールフレンドが欲しがっていたサファイアの洋梨の形のリングをプレゼント。受け取った直後はとても満足そうにしていたそうだ。
しかしそんな中、宝石商である彼女の母親から「安すぎ」と言われてしまったことから、彼女の気持ちは一転。勝手に返品してしまったのである。
redditにはこれについて「彼女は『私があなたのためにしてることが過小評価されてる』と私に非難してきました。」と語っていた。それ以来、彼女の両親は「少なくとも年収の10%のリングをよこせ」と言っており、彼に耳を貸さなくなっているという。
スレッドのほとんどが男性の味方をしており、「リングの費用なんて気にしない」という声が多かった。
ある女性からは「4万円(400ドル)の婚約指輪でもすごく誇りに思ってる。ジュエリーにお金を無駄にしたくない。」というコメントがあったほか、別の女性ユーザーからも「7万円(500ポンド)だろうとパーフェクトな指輪」といった声も相次いだ。
また別のコメントには、「年収の10%のルールは、ダイアモンド業界が考え出したマーケティング戦略に過ぎない」と指摘していた。
婚約指輪なんかでは人の価値は決まらない。今回の一件で、彼女の強欲な部分があぶり出されてしまったようだ・・・。