公道に出して大丈夫か!?
自動車の運転免許の試験は何度でも受けられる。だが、さすがに何十回と試験に落ちていると、「さすがに運転能力に問題があるのでは?」と不安視して諦める人も多いだろう。
だが、イギリス人にはたとえ150回落ちても諦めない人がいるらしい。
Britain's worst learner driver failed theory test 157 times – costing £3,600 https://t.co/uEjEdvH7hT
— The Sun (@TheSun) January 9, 2021
英政府機関の一つ、自動車基準当局(DVSA)は、今年1月、42歳のとある男性が免許試験に157回落ちた後、ついに合格したことを伝えた。
男性はこの合格までに約50万円(3,600ポンド)を費やしていたとのことで、引くに引けなくなったのだろう。パスした時の喜びはひとしおだったに違いない。
また、DVSAは他にも長期にわたって不合格になっているドライバーを紹介。
2番目に落ち続けているのは、30歳の女性。すでに117回も不合格になり、38万円(2700ポンド)かけた今でもパスできていないという。
3位は48歳の女性で、93回の不合格の後に合格。4位は42回落ちた後にクリアし、5位は41回受けたもののいまだ不合格とのこと。
こうした不屈のドライバーたちに対し、DVSAのスタッフ、マーク・タン氏はこのように感想を伝えている。
「最初はうまくいかなくても、もう一度やり直してみて。
しかし、1回失敗しても157回失敗しても、また挑戦することは恥ずかしいことではない。
それができる人には、大きな功績となるのです。」
ちょっと勇気付けられる出来事だが、ネット民のコメントはかなり辛辣。「明らかに危険だから公道を走らせないでくれ…」「学習能力や認知能力に問題があるのでは・・・」「免許を渡さないで」といった声が寄せられていた。