2トンもの巨大な仏像が倒れてきて・・・
お金持ちの中には、節税のためか美術品収集に心血をそそぐ人も多い。だが、まさかその美術品に命を奪われてしまうとは、今回の男性は思いもよらなかっただろう。
この事故にあってしまったのは、台湾・新北市林口にあるパイプ専門会社の会長であるイェ氏。
1月19日、彼は会社の裏にある私有地に、2トンの大きな仏像を設置する予定だったという。その際、専門ではない外国人労働者を雇い作業していたというが、これが悲劇を招いてしまった。
突如仏像がひっくりがえってしまい、イェ氏の頭に直撃。
通報を受けすぐさま消防や救急が駆けつけたものの、イェ氏は下敷きになっており、即死だったという。現場は割れた石が散乱した奇妙な状態で、警察は注意深く検分を行なった。
その後、林口警察署長は捜査の結果を公表し、「外国人労働者たちは、当時石像の位置を調整していたと話していました。しかし、調整の過程で石像の重心が偏っており転倒したとみられ、その方向に偶然故人が居たと考えられます。石像の高さは3m、幅1m、重さ2トンにのぼります。」と述べていた。
事故の話を聞いた親戚や友人は非常に信じられない様子で、「不注意の可能性がある。鎖が切れる可能性がありながら何もしていなかった」と外国人労働者を批難していた。
イェ氏は福祉事業に熱心で、人々から愛されている資産家だった。そのため、今回の訃報で地元には悲しみに暮れているという。
参照元:Yahoo taiwan、Youtube
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