理系学生を誘拐しドラッグ製造
2月22日、南アフリカで元警察官の男女3人に対して懲役刑の判決が言い渡された。
法廷に出廷したのは、元フリーステート警察官であったモレボヘン・プレシャス・モハソア(29)、イノセント・パキ・コンピ(31)、ナポ・モーゼス・モハソア(33)。
彼らは2016年にフリーステート大学で化学を専攻している学生を誘拐し、ドラッグを製造するよう強要したというのだ。
元警察官らに懲役16年の実刑判決
監禁され、言われるがままにドラッグを製造していた学生だったが、元警察官らの隙を見て逃げ出すことに成功。警察に通報し、事件が明るみとなった。
事件発覚後、組織犯罪捜査チームが監禁場所の捜索をしていたところ、ドラッグが保管されている金庫が見つかったという。これにより、元警察官らは誘拐の罪で懲役15年、ドラッグ取引の罪で懲役12ヶ月の有罪が確定することとなった。
この事件が報道されると「理系学生を誘拐する意味…」「化学科だけどドラッグの作り方は知らない」「ドラッグ取引の罪は軽すぎないか?」などど、理系学生がドラッグを作れるとの浅はかな考えに呆れた声が続出しているようだ。
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