25歳未満の人にしか聞こえない音
同じ場所にいながらも、キーンといういわゆる”モスキート音”が聞こえる人と聞こえない人がいることは、よく知られていることだろう。
例えば、高校生の娘には耳障りで嫌な音が聞こえているにもかかわらず、父親や母親にはまったく聞こえておらず何のことを言ってるのかさっぱりわからないというように、年齢に応じて聞こえる音と聞こえない音というのが存在するのである。
それを立証するかのように、TikTokに投稿された「25歳未満の人にしか聞こえない音」というコチラの動画が拡散されている。
@maystoo_88
さあ、あなたには聞こえただろうか?
年をとれば高周波音の聴取が困難に
この音は17,500ヘルツの音だというが、32歳の女性と17歳の姪がこの音を耳にしたところ、全く違う反応であるのがわかるだろう。
この投稿には「15歳だけど聞こえない」「21歳だけど聞こえないのなんで!?」「30代だけど聞こえるわよ」などと、当然ながら様々なコメントが寄せられることとなったが、さすがに50代や60代などで聞こえた人はいないようで、年齢と17,500ヘルツの音には確かに相関関係があるようだ。
カリフォルニア州サウザンドオークスにあるクリニックによると、最も一般的な難聴のひとつで老人性難聴と呼ばれるものは高周波音の聴取を困難にするとのことで、年をとればとるほど、17,500ヘルツの高音が聞こえる可能性が低くなることは理にかなっており、実際には15,000ヘルツの音でさえ40歳以上の人には聞こえにくいとのことだ。
もし、30代や40代でこの音が聞こえた人は”聴力が若い”のかもしれないですね。
参照元:TikTok、Yahoo!Sports