鹿が二足立ちでファイティングポーズ
数年前、愛犬をカンガルーに虐められた飼い主vsカンガルーの対戦が世界中で話題となったが、今回はある意外な動物のファイティングポーズが注目を集めている。
3月11日、英レスターシャー州チャーンウッドフォレストにあるブラッドゲートパークで、パークレンジャー助手として働くカーラ・ヒューイットさんはアカシカに餌をあげていたという。すると、そこへ立派な角を持つ別のアカシカがやってきたのだが、なんと二足立ちで近づいてきたのである。
すると、それに対抗するかのように手前のアカシカも立ち上がり二足立ちに！角のあるアカシカは相手に対しまるでボクサーかのようにパンチを繰り出し、戦闘モードを炸裂させるのだ。
シニアパークレンジャーのマシュー・モールズデールさんによると、鹿は他のオスに対して優勢を示すためにこのような行動をとるのだそう。二足立ちするのは、大切な角を守るためだという。我々が普段目にすることがないものの、このような行動は鹿の世界でのマウンティング行為であり決して珍しくはないということだ。
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