人間誰しも嫌がるあれのせいで・・・
暖かくなってきた今日この頃、部屋に招かれざる客も戻ってくることだろう。そう、ゴキブリである。
スプレーや燻煙で対処する人がほとんどだろうが、今回取り上げるご夫婦は、どうやらそれすら嫌だった様で・・・ゴキブリが現れるたびに引越しをしていたという。
そのせいで、ついには離婚の危機に追い込まれているのだとか。
Couple Change Houses 18 Times In 3 Years Due To Wife’s Fear Of Cockroaches https://t.co/9SZubu34ES
— YGist Ng (@YgistNG) April 24, 2021
夫妻が暮らすのは、インド・マディヤプラデーシュ州ボパール。暑い気候の地域でゴキブリを見たくないというのは無理な話だが、奥さんが極度のゴキブリ恐怖症であるがために、虫が出ない部屋を求めて繰り返し引越しをしてきたのだという。
その数、なんと3年で18回。膨れ上がる引越し費用に旦那さんも困り果て、現在では離婚を申し立てているという。
お二人が結婚したのは2017年で、結婚式の後すぐ、夫は妻がゴキブリ恐怖症であることを知ったとのこと。その当時はあまり気にしていなかった様だが、しばらく経ったある日、台所から大きな悲鳴が聞こえたという。
驚いた妻が飛び出してきたというが、その後、2度と台所を使いたくないと家事を拒否。さらには、新しい家じゃないと嫌だと主張してきたのである。
2018年に最初の引越しを行なったというが、ゴキブリを見つけない日まではそう長くはなかった。その後は、ゴキブリがいない家を見つけるまで、引っ越しを十数回繰り返したという。
うんざりした夫が地元の精神科に連れて行き、国内でも指折りの優秀な医師に診てもらったというが、妻は治療を受けることを拒んだのである。こうして呆れ果てた夫は、現在離婚協議中とのこと。
妻は「夫は私の問題を理解しておらず、精神病であると決めつけようとしている」と非難し、離婚も拒否しているとのことだが、裁判所によると、夫は離婚に値する要件を十分に満たしているという。