いつ転落?恐竜像の中から遺体発見
スペイン・カタルーニャ州警察当局の発表によると、公園に設置されていた恐竜像の中から、身元不明の男性の遺体が発見されたという。
現場となったのは、バルセロナ近郊のサンタ・コロマ・デグラメネにある公園。ここにはステゴサウルスの大きな像が設置されており、地元からは愛されていたという。
5月29日午後、当時地元男性とその息子はここで遊んでいたというが、突然悪臭が鼻をついた。
その臭いはステゴサウルス像に近づくほど強くなったといい、親子は「中に何か入っているのでは」と考え、警察に通報したという。
駆けつけた警察が像の中を見ると、なんと恐竜の足の部分に男性の遺体がつまっているのが発見された。死亡したのは地元で行方不明になっていた36歳の男性と考えられており、警察は検死を急いでいるという。
地元警察の広報担当者によると、男性は像の中にスマホを落とし、それを取ろうとして動けなくなった可能性が高いという。
「これは事故死であり、暴行を受けた痕跡も確認されていません。男性は像の足の中から入り込み、頭の方に落としたスマーとフォンを取ろうとして出れなくなったようです。」と、担当者のモスス・ダスクードラ氏は説明した。
その後、消防によって像に切り込みが入れられ、男性の遺体は取り出されたという。彼が像の中にいた期間についてはわかっていないが、地元メディアによると、彼の家族が発見の数時間前に失踪届を出していた。
悲惨な死亡事故がおきたものの、ステゴサウルス像が撤去されるかどうかは報じられていない。
参照元:Youtube、The guardian