自殺しようとした女性を救ったのは…
英デヴォン・サマセット消防救急隊(DSFRS)が投稿したツイートが話題を呼んでいるのでご紹介しよう。
6月15日、イングランド南西部デヴォン州のエクセターを走る高速道路に架かる橋の上で若い女性が自殺を図ろうとしているとの通報を受け、消防隊員らは現場に駆けつけた。
警察や消防隊員らは女性を説得しようと試みるも、思うように話しをすることができず事態は深刻化していたという。そんななか、消防隊員の一人がセラピー犬”ディグビー”を連れてくることを思いついた。
This is Digby. Today he did something amazing and helped save a young woman who was thinking of taking her own life on a bridge over the M5 near Exeter (thread?) pic.twitter.com/eMnIG0Dve7
— Devon and Somerset Fire and Rescue Service (@DSFireUpdates) June 15, 2021
そして、人間ではどうにもできなかった彼女の心をディグビーは優しくそっと開き、命を絶とうとしていた女性を思いとどまらせることに成功したのである。
セラピー犬の活躍で救われた命
女性はディグビーが到着するとすぐに、振り向いて笑いかけたという。これがきっかけで、会話をスタートすることができた。警察と女性との間で会話がなされるなか「もう少しこっちに来てディグビーと会いませんか?その手すりを乗り越えてこちら側に戻ってこられるのなら」と呼びかけると、嬉しい事に女性はディグビーに会いにきてくれたのだ。
ディグビーは日頃から心に傷を負った隊員らのセラピー犬として消防署で活躍しており、そんな経験から今回自殺をしようと思いつめていた女性の心に寄り添うことができたのかもしれない。自分の任務を全うしたディグビーには、地元のみならぬ世界中から称賛の声が相次いでいる。
参照元:Twitter