正体不明の動物が保護される
今月、米ミズーリ州カンザスシティにある動物保護団体『KCペットプロジェクト』にある動物が運び込まれた。伸び放題の硬くなった毛で体が覆われていたため一体何の動物か素人が判別することは難しかったというが、経験豊富のスタッフらがバリカンで毛を刈ったところ見違えるような姿になったのである。
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茶色い毛の塊は約3キロほどあったというが、なかから出てきたのは推定年齢11歳のシー・ズー犬だった。歩くこともできないほどに衰弱していたというこのワンコは、同施設で”サイモン”と名付けられ体調は徐々に回復している。
重さ3キロの毛をまとっていたシー・ズー犬
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スタッフらは「これは今まで見たなかで最もひどいケースかもしれません」と話しているが、どのような経緯でこんな劣悪な状況に陥ってしまったのか詳細は不明だという。しかし、今回保護されたことで見違えるような姿に生まれ変わり、TikTokで人気となったサイモンには引き取り手が殺到しているようだ。
サイモンには慢性的なドライアイや歯科治療など医学的懸念がいくつかあるようだが、今は歩行練習をするなど少しづつ普通の生活が送れるよう施設で見守っているとのこと。これまで大変な思いをしてきたであろうサイモンだが、これからの人生が素敵なものになるよう心から願いたい。
参照元：TikTok、New York Post
