姉妹喧嘩で箸が副鼻腔に埋まる
先月、台湾で起きたこんな姉妹喧嘩が話題をよんでいる。
台湾在住の29歳の女性は、夕食の席で姉と喧嘩になりプラスチック製の箸で襲われたという。左目の腫れと鼻血が出ていたため女性は救急治療室を訪れたのだが、そこでレントゲン撮影をしたものの特に異常はみられなかったためそのまま帰宅することとなった。
だが、それから1周間が経過し、姉が攻撃に使った箸の一部が欠けていることを不審に思った女性は、鏡で自分の顔を確認してみたという。すると、鼻の下に灰色のなにかを見つけたというのだ。
そして、再び病院を訪れ鼻の内側を検査したところ驚きの結果が報告された。
Woman lived with chopsticks embedded in her sinuses after fight with sister; had no clue for a week #news #dailyhunt https://t.co/1TPv7Y4sXM
— Dailyhunt (@DailyhuntApp) July 9, 2021
なんと、折れた箸が鼻中隔を貫通していたのである。CTスキャンの結果、医者は彼女の副鼻腔に2本の箸の破片を見つけ、そのうち1本はさらに深くまで埋まっていたとのことだ。
箸が埋まるも1週間気づかず
その後、手術で無事箸は取り出されることとなったが、彼女の皮膚には小さな傷が2つあっただけだという。今回のケースで、表面上には小さな裂傷のみが残り無症状の状態でも、物体が頭蓋骨に入っている可能性があるということを注意する必要があると報告された。
このケーススタディは6月24日に『The Journal of Emergency Medicine』に掲載されたが、妹を箸で攻撃するという壮絶な姉妹喧嘩、そして箸が埋まった状態でも女性が1週間も気づかなかったことに驚きの声が上がっている。
参照元:Twitter、Timesnownews