娘が遊んでいたのはタランチュラ!
幼い子供が何かに夢中になって遊んでいるとき、親御さんもほんの束の間の休息が取れることだろう。しかし、そこで目を離すのではなく、何に夢中になっているのかしっかりと確認したほうが良さそうだ。
先日、米アリゾナ州ツーソン在住のデイヴィッド・リーマンさん(36)は自宅にあるプールサイドのテラスで夏の日の午後をまったりと過ごしていたという。その横で何かに夢中になって遊んでいたのは末娘で1歳半になるブレークちゃんだ。ブレークちゃんはコーヒーの空き缶を使って無邪気に遊んでいたため、デイビッドさんが「何をしているんだい?」と聞くと、言葉を話しはじめたばかりのブレークちゃんは「虫!」と答えたという。
だが、デイビッドさんがブレークちゃんのほうに目をやると、その遊び相手はとんでもないものだった。
なんと、巨大なタランチュラを捕まえて遊んでいたのだ。
カブトムシだと思っていたら…
当然ながらデイヴィッドさんは驚き、悲鳴を上げながらその缶を払い除けた。その勢いでブレークちゃんは後ろに倒れてしまったものの、デイヴィッドさんはすぐさまブレークちゃんを抱え、その場を離れたのである。
当初、デイビッドさんはブレークちゃんが虫と遊んでいると答えたとき、カブトムシだと思っていたのだという。それが巨大なタランチュラだとわかったとき、パニックになったのは言うまでもないだろう。落ち着きを取り戻したあとは、テラスへ戻ってタランチュラを捕獲し外へ逃してあげたそうだが、幸いにも、ブレークちゃんはパッドのはいった人工芝の上に倒れたため怪我はなかったとのことだ。
幼い子供にとって何が危険なのかわかるはずもなく、そんな子供たちを守ってあげられるのは、やはりそばで見守っている大人であることは間違いないだろう。