胃の中に携帯電話を発見
9月中旬、エジプトにあるアスワン大学病院にひとりの男性患者が腹痛を訴えてやってきたという。そして、医師が腹部のレントゲンやCTスキャンをとったところ、驚愕の事実が判明したのである。
Cellphone stuck inside #Egyptian man’s stomach for 7 months
He gobbled up device as prank with friends; thought he would be able to regurgitate it#cellphonehttps://t.co/Xw2tfKpi6d— Gulf News (@gulf_news) September 23, 2020
なんと、男性の胃の中には携帯電話があったのだ。そのせいで、胃や腸には重度の炎症がみられ、それが原因でひどい腹痛を起こしていたという。
約6ヶ月前に自分で飲み込んだ?
男性はすぐさま手術を受け、2時間後には胃の中にあった携帯電話を摘出することができた。
問題は、なぜ携帯電話が男性の胃の中にあったのかである。
アスワン大学医学部長のモハメッド・アル・ダーショウリ博士によると、男性は約6ヶ月前に自分で飲み込んだと話しているものの、それ以上は話したくないと口を固く閉ざしているとのことだ。一部報道によると、友人を驚かせるために飲み込んだとも伝えられているが、携帯電話のバッテリーには有害な化学物質が含まれているため、場合によっては命の危機もあっただろう。幸いにも男性の状態は安定しているという。
少し前にも、性器のサイズを測ろうとUSBケーブルを挿入した少年もニュースとなったが、当然ながら興味本位で異物を体内に入れるのは危険が伴うことを今一度認識するべきだろう。