新制服がまるで下着のようだと抗議
1983年10月に米フロリダで誕生した『Hooters(フーターズ）』は、米国を中心に現在28か国430店舗以上展開しているアメリカンレストラン＆スポーツバーで、チアリーダーをイメージしたカジュアルでちょっぴりセクシーなスタッフの制服も度々注目を集めている。国内にも店舗があるので訪れたことがある人もいるだろうが、エンターテインメントとしてお客さんを楽しませてくれるのも人気の秘密だ。
しかし、そんなフーターズで働く女性スタッフらが、今SNSで声を上げているというのだ。その理由はこちら。
@theflathootersgirl Reply to @kat.abrramo so here’s what they look like on! I had to use a tape measure for my sizing and then I still couldn’t get them off after this video 🙂 #uniform #hooters #shorts #hooterstiktok #college #waitress #restaurant #hootersgirledition #OneSliceChallenge ♬ A moist healing song – Nez Tunes
旧制服と新制服とを比較すると一目瞭然だが、新制服がまるで下着のように小さいため露出度が高くなっているというのだ。
TikTokにこの動画を投稿したのは、フーターズでバーテンダーとして働くカースティン・ソンガーさんだが、旧制服がショートパンツ型なのに対して、新制服はまるで下着のようにみえる。そして、それを着用するとカットが深いためハイレグになり、臀部は半分以上が露出することとなってしまうのだ。
スタッフの声を聞き入れ制服に選択肢を
@sick.abt.it love my job but dont love wearing undies to work ☠️ #hootersgirl @Kirsten 🙂 ♬ Jenna_Did_it – Chy
この新しい制服に対しては、ソンガーさんのみならず複数のスタッフらがSNSで同様の抗議をし、「仕事は大好きだけど新制服が嫌いです」「今たくさんのスタッフが辞めたい理由がこれです」「これは私たちが採用された当時に同意した制服ではありません」などと声を上げている。
スタッフらの抗議を重く受けとめたフーターズ側は、その後、彼女らに新旧制服のどちらでも好きな方を選べるよう選択肢を与えたとのコメントを発表した。
自分たちが最適な環境で働くことができなくなったとき、言いなりにならず抗議の声を上げたスタッフたちの行動力には驚かされるが、これこそ今後あるべき姿なのかもしれない。そして、落ち度はあったもののスタッフらの声をしっかりと聞き入れた会社側の柔軟な対応もまた素晴らしいのではないだろうか。
