客への対応の仕方について気に入らないとしつこく苦情を言う”クレーマー”は、日本のみならずどこにでも存在する。しかし、このほどそんなクレーマーが逮捕されるという事件が報じられた。
一体何が起きたのだろうか。
スープが熱いと腹を立て従業員にぶっかける
11月7日、米テキサス州テンプルにあるメキシカンレストランに一本の電話がかかってきた。
電話の主であるアマンダ・マルティネスは、テイクアウトしたスープが熱すぎてプラスチックの蓋が溶けてしまったと言うのだ。それに対応したのはレストランマネージャーのシャネル・ブローランドさん(24)だったが、マルティネスは電話を切るとその数分後にはスープを持ってレストランへとやってきた。
Angry customer throws soup in the face of restaurant manager pic.twitter.com/DXJ1Q39CJu
— The Sun (@TheSun) November 16, 2021
ブローランドさんは代金を返金し新しい商品と取り替えることを提案したというが、マルティネスはその声を遮りただただ怒りをぶちまけていたという。
そして、なんとその熱々のスープをブローランドさんの顔面にぶっかけたのである。
スープをかけた女は逮捕
幸いにもブローランドさんに大きな怪我はなかったようだが、精神的なトラウマが残り、また激辛スープだったためまるでペッパースプレーをかけられたような経験だったと話している。その後、マルティネスは傷害容疑で逮捕され現在ベル郡刑務所に移送されているとのことだ。
サービス業に携わっている方は、このようなクレーマーの対応に困った経験も一度や二度ではないだろう。レストラン側は、もしもサービスに不満があった場合は文明的なマナーを持って伝えてもらいたいと市民らに呼びかけている。