先週、お笑いタレントの渡辺直美さんが、権威あるアメリカのニュースメディア「ワシントン・ポスト」に取り上げられ世界中で話題となっている。
渡辺直美さんは、芸人や女優としてテレビで活躍し、なんとInstagramフォロワー数が日本No.1を誇る超人気インスタグラマーだ。
日本での人気もさることながら昨年の秋、ニューヨーク、ロサンゼルス、台湾で開催されたワールドツアーは全席完売になるほどの盛況ぶりのようだ。
そんな人気絶頂の彼女が、先週ワシントンポストの新聞に特集記事が組まれたのだ。
彼女は大きく生きている!
記事の表題は「かなり痩せてる日本で、彼女は大きく生きている(原題:In super-skinny Japan, she’s living large)」
サブタイトルに「芸人の渡辺直美は、女性の体は大きくてもいいということを社会に示している(原題:Comedian Naomi Watanabe is trying to show women in a society with definite ideas about body image that it’s okay to be big)」という見出しから始まる。
その内容は彼女の活躍、そして日本の抱える問題と、それに対する渡辺直美さんの姿勢が中心に綴られている。
記事の中で、
「日本には、アメリカのようにプラスサイズな女性は多くない。」
「痩せている人の気持ちを変えるより、ぽっちゃり女性の気持ちを変え、自分に自信を持って前向きになることを手助けしたい。」
と彼女は語っている。
そういう彼女は、日本人女性の平均体重の二倍とのこと。
これはこれは、目盛りがなんともキリの良い位置にいるではないか。
痩せ過ぎの体型が好みでない筆者からすれば賛同したいところなのだが、以前テレビで彼女は「夜中にステーキ二人前の出前をとって一人で食べる」と発言していたこともあり、サイズのことより健康の事が気になって仕方がない。
でもあんまり良い記事じゃない…
渡辺直美さんのことは素晴らしいのだ!
しかし、日本の抱える問題について、こう綴られていた、、
「日本人は痩せすぎで、20代女性の22%が低体重、もしくは栄養失調である」
「オシャレなお店ではMサイズ以上が売られていない」
「政府にウエストサイズを設定する法律がある」
これを見て違和感を感じたのだが、筆者は男であるため、こんな問題を身近に感じなかっただけなのだろうか?
これが本当のことであれば問題ないのだが、誇張された表現であれば、なんとも悲しい情報が広がることになるだろう。
でも、そんなの関係ねぇ!
ものの見方で全て変わる。
彼女がいうように、自信は必要である。悲観ばかりするよりも、楽観できるよう気持ちを変えられれば、前向きになることができるだろう。
記事の内容がどうであれ、世界中で渡辺直美という素敵な女性が注目されていることは、喜ばしい事実である。
これが一発屋のような流行にとどまらず、このままうなぎ登りの活躍になること祈るばかりだ。
きっとウエストと、心の余裕は、大きいぐらいが丁度いいのである。
可愛さとユーモアに溢れた彼女を今後も筆者は応援していきたい。