英人男性「足がすべって尻餅をついた」
世界中で相次いで報じられる、お尻への異物挿入。使われるものは多彩で、シャンプーの容器や電話、マッサージ機やビンなどなど・・・つい顔をしかめてしまいそうなものばかりである。
だが、今回紹介するイギリス人男性は、とんでもないものがお尻に入ってしまったという。
それはなんと、第二次世界大戦で使われていた対戦車砲の弾である。
Dewbs & Co discuss a bomb squad being called to a hospital after a WW2 shell was found in a patient's behind.
GB Newsさんの投稿 2021年12月3日金曜日
摘出されたのは、第二次世界大戦時に6ポンド対戦車砲で使用されていた57mm砲弾だ。大きさは17cm×6cmほどで、男性が自宅でコレクションしていたものだという。
英紙「The sun」に寄せられた情報によると、男性は床に砲弾を置いた際、滑って転んでしまい、彼の尻に深く刺さってしまったとのこと。その後、男性は強い痛みを訴えたため救急車を呼び、地元のグロスタシャー王立病院に搬送されたという。
さらに驚くべきことに、入っていたのが砲弾であったため、病院はすぐさま警察に通報。警官の到着までに無事摘出されたというが、英陸軍の不発弾処理チームも病院に呼ばれたという。
陸軍の広報によると、幸いにも中身は不活化しており、爆発の危険性はないと判断された。
一方で、砲弾の先は尖っていたため、もし腸壁に突き刺さっていたら命の危険に晒されていただろうと言われている。
医師のキャロル・クーパー氏は、今回の件について、「悲しいことにこうした異物挿入は日常的に発生しています。押し込まれる物体は、ワイングラスやケチャップのボトルなど、驚くほどに幅広いです。しかし、爆発物処理班まで呼ばれるという事態は前例がありません。」とコメントしている。
なお病院によると、男性はすでに退院しており、順調に回復しているとのこと。これに懲りたら、2度とお尻で遊ばないようにしていただきたいものだ。