緑色の毛皮をまとった謎の生物
このほど、タイで発見された謎の生物が話題となっているのでご紹介しよう。
2月26日、タイのサコンナコーン県で49歳の男性が自宅近くの汚れた水の中にふと目をやると、そこには体長約60センチの緑色の生物が水中を移動していたという。
見たこともないようなその生物に驚いた男性は、すぐさま自宅に持ち帰った。そして、水瓶の中に解き放ったというが、ドラゴンのようなその奇妙な姿に家族も困惑したそうだ。
海外メディアからは緑色の毛皮をまとっていると表現されているが、水中を移動するたびに体にある緑色の草のようなものがヒラヒラと動くのが印象的だ。
長期間水中にいたヘビに苔が生えた?
その後、男性の30歳になる姪がこの生物をSNSに投稿し専門家に意見を求めたというが、地元の人たちはこれはヒロクチミズヘビというミズヘビの一種であり、水中の岩の隙間などで獲物を待っている間に背中に苔が生えてきたのではないかという見方を強めているそうだ。
現在、一家は地方自治体の鑑定を待ちながらも、このヘビに小魚を与え飼育しているという。
通常、多くのヘビは爬虫類や変温動物のような鱗で体温調節をし、その鱗は乾燥した気候でも湿度を閉じ込めて摩擦を軽減する役割があるという。しかし、これまでに鱗をほぼ持たないヘビも発見されており、今回発見されたこのヘビの毛皮の下がどうなっているのか気になるところだ。
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