イギリス北東部リンカンシャー州グリムズビーに住むジョージ・ヘンリー君(7歳)はファッションに敏感な年ごろになり、ヘアスタイルをいわゆる”お団子ヘア”にしたいと思っていた。
そのために8ヶ月もかけて髪の毛を伸ばしていたのだが・・・。
目的の長さになる途中、髪の毛がこんな感じになってしまった。
Seven-year-old George-Henry Denton initially wanted to grow his hair for a man bunhttps://t.co/A6eSIWNhvF
— My South London (@mysouthldn) May 1, 2022
これを見た母親のカーリーさんは「ボリス・ジョンソン首相の子供か孫みたいよ!」と何回も言ったそうである。
ジョージ君は「見えないよ!」と頑なに認めなかったものの・・。
<イギリス第77代首相ボリス・ジョンソン氏>
Labour demand Boris Johnson act on claim No10 staff had 'sexist of the year award'https://t.co/2stqdTtsP5 pic.twitter.com/Q4odEp1n4r
— Mirror Politics (@MirrorPolitics) May 1, 2022
似ている・・。
ジョージ君は認めなかったものの、幼心にも首相との共通点がある事に憤慨したのだろうか?
ジョンソン首相には失礼ながら、首相ににてる!と母親に言われた子供の心理は想像に難くない。
ジョージ君はある日入浴中に、6歳の弟フランキー君に工作セットのハサミを渡し、自分の髪を切るように頼んだ。
その結果がコレである。
George-Henry Denton, who hoped to one day grow his long locks into a man bun, took matters into his own hands after getting annoyed with the comparison to the messy-haired prime ministerhttps://t.co/80FrY1Vm8A pic.twitter.com/5sTbTR4zXD
— MyBolton (@MyBolton) April 26, 2022
そう、派手に”やってしまった” のである。
ジョージ君の怒りとも悲しみともつかない表情が印象的だ。
カーリーさんはFacebookでこの新しいヘアスタイル写真を共有、5,000件を超えるコメントやいいねを集めた。投稿には子供達の危険なヘアカット写真が殺到したそうである。
大人であってもコロナ禍中、外出を控えるあまりセルフカットに挑戦した人は多いだろう。
その内、かなりの割合の人が似たような経験をしているに違いない。
筆者もその内の一人であり、ジョージ君の気持ちはとても良く分かる。
なお、ジョージ君は現在のところ強いワックスを使い、七三分けストレートに強力にセットし事なきを得ているそうだ。
一時の感情に任せて浅はかな行動をすると痛い目を見る、ということを彼は身に染みて理解できたに違いない。
幼いジョージ君にとって貴重な人生経験となったようだ。ジョンソン首相には感謝せねばなるまい。