南米ウルグアイの猫好きの為の情報サイト”solo-gatos.com”に投稿された、死の床にある愛猫と青年との別れの映像が感動を呼んでいる。
瀕死の猫に寄り添って、別れを告げようとしている青年がいる。
彼がウクレレを奏でながら歌う曲は、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」である。
”木々は緑に芽吹いて、赤いバラも咲いている。
私と君のために。
そしてひとり思う。なんて世界は素晴らしい。”
ウクレレの静かで優しい音色が切ない。猫もまるで一緒に曲を歌っているように首を動かしている。
しかし、瀕死の際にある猫はほんの少ししか首を動かすことしかできないようだ。
一節、歌い終わると青年は別れのキスをした。
そして、ありったけの愛情をこめて猫の首を撫でてあげるところで映像は終わる。
この猫はこの後、口を開けて息を引き取ったとのことだ。しかし、死を迎える時一人ぼっちではなかった。
青年が虹の橋を渡るのに付き添ってくれて幸せな最後だったに違いない。
優しい音色に包まれて、楽しい思い出と共に世を去ることが出来たと思いたい。
猫の死後の世界が心安らかでありますように。
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