イングランド・ノッティンガム出身のイーディ・キャンベル・ゴダードちゃん(6歳)は、8月にスコットランドのアーガイル・アンド・ビュートで開催された陸上競技イベントで子供対象の”10mスプリント”に出場していた。彼女は競技では3位に終わったが、その後起こった事柄により観客から大喝采を受けた。
その様子は可愛くも感動的。少々長めの映像だが、ぜひ最後までご覧頂きたい。
イーディちゃんの10mスプリント結果は3位。まずまずの結果である。しかし彼女は10mのゴールに達しても止まらず、その後も走り続けようと決心したようだ。
2位の白い服の女の子にゴール直前で刺されたのが悔しかったのだろうか。イーディちゃんはぐんぐんとスピードを上げていく。
そして白い服の女の子も彼女を追って走る。まるで二人で鬼ごっこをしているようだ。しかし見事にトラックのレーンをトレースし、二人はコーナーを駆け抜けてゆく。
外側の直線部分にまで達すると、観客達もその様子に気が付き始めているようだ。
”400メートル走ってるよ!”、”あのおチビちゃんたち一周するつもりだ!!”
しかし制止しようとする人など一人もいない。のどかに鳴り響くバグパイプの音に後押しされて、二人は最終コーナーを回る。イーディちゃんが最後の直線でラストスパートをかけると会場は拍手喝采。
今度こそイーディちゃんがトップでゴールを切ると、お父さんお母さんは彼女に賞品を手渡し、抱き上げ勝利のポーズを決めた!
イーディちゃんの母親、ドーンさんは地元紙の取材に答えて、
”人々が娘の決意と精神を見ることができて良かったと思ってる。”
”私は彼女をとても誇りに思っています、このトラックを走り抜いたことは彼女に自信を与えたと思うわ。このレースの後、誰もが娘を『スピーディー・イーディ』と呼ぶのよ!”
と彼女の行動と気高い精神を絶賛している。
たしかに、イーディちゃんがトラックを走る様子はまるで映画冒頭のワンシーンかのようであった。彼女が誇り高い女性として健やかに成長しますように!
参照元:DailyMail