ラケットを逆に使った選手に仰天
かねてよりトリッキーなプレーでテニス界をざわつかせてきたカザフスタンのアレクサンダー・ブブリク選手(25)だが、このほどフランスで開催されていたモーゼルオープンでまたもやみせた、とんでもないプレーが話題をよんでいる。
今月25日、同大会のファイナルでイタリアのロレンツォ・ソネゴ選手と対戦していたときに事件は起きた。
接戦が繰り広げられコートには緊張が走るなか、ブブリク選手のサーブをソネゴ選手がどうにか返す。そして、明らかにチャンスボールとなるなかで、ブブリク選手はこんな行動に出たのである。
Check with your eyes. And look at the score. Not cool. pic.twitter.com/c4b0sv5eDD
— José Morgado (@josemorgado) September 25, 2022
なんと、ラケットを逆さまに持ち、持ち手部分でボールを打ち返したのだ。
当然ながら、そのボールは返されソネゴ選手の得点となった。ブブリク選手は1人爆笑している様子が映し出されているが、これが決勝だったこともありスタジアムからはブーイングが起きたという。解説者も「彼は何を考えているんだ」「信じられないよ」などと驚きを隠せないが、結局ソネゴ選手が勝利をおさめることとなった。
試合を終えたソネゴ選手は「アレクサンダーと対戦するのは本当に難しいよ、彼は素晴らしいサーブと優れた才能を兼ね揃えた信じられない選手だからね」とブブリク選手を讃えており、その実力はもとより、次はどんなトリッキーなプレーを見せてくれるのか期待するファンも多いことだろう。
参照元:Twitter、News.com.au