電動シニアカーで爆走するおばあちゃん
主に高齢者が利用する電動シニアカーは日本でも目にするが、海外ではスーパーや道路などでより目にする機会が多い。車やバイクのようなスピードではないものの、歩行者とさほど変わらないスピードで座ったまま移動でき、高齢者にとって非常に便利なものとなっていることだろう。
しかし先月13日、英ロンドンの北西約80キロ、バッキンガムシャー州ミルトン・キーンズという町で、2車線道路を電動シニアカーで爆走するおばあちゃんが激撮され話題となっているというのだ。
Moment pensioner rides mobility scooter along 70mph dual carriageway during rush hour https://t.co/J85xMEtK7F
— Daily Mail Online (@MailOnline) November 3, 2022
報道によると、ラッシュアワーの時間帯に爆走していたとみられるこの電動シニアカーのスピードは、なんと時速70マイル(約112キロ)ほど出ていたという。
この様子を目撃したミュージシャンのトニー・ヒルさんは当時旅行中だったというが、とんでもないスピードで爆走するその姿に驚き、思わず動画を撮影したようだ。動画がネット上で拡散されると様々なメディアが報じることとなったが、イギリスでは二車線道路を走行する場合は視認性のためにオレンジ色の点滅ライトを使用することやハイウェイルールに従うことなど当然ながら厳しい規制があるという。さすがに時速112キロというのは言い過ぎのような気もするが、電動シニアカーで道路を走行する際には当人はもちろん、まわりのドライバーたちにも危険がないようにしっかりとルールに従ってほしいものだ。