ワールドカップで“最も熱いサポーター”と呼ばれるクロアチアの有名美女がカタールの受け入れ態勢を非難!

カルチャー

11月23日、1次予選初戦で日本がドイツに快勝し、国内でもがぜん盛り上がりを見せている2022IFAワールドカップ・カタール大会。

場外でも各国美女サポーター達が話題を振りまくことはもはや恒例だ。その中でも、以前から「ワールドカップで最も熱いサポーター」と呼ばれ、クロアチアのセクシー美女サポーターとして知られているのがイヴァナ・クノルさん。
彼女は自身のインスタグラム上で、今回のカタール・ワールドカップを「惨事」と非難し、現地での自分の予定が大混乱に陥っていると述べ話題となっている。

2014年のブラジル大会、2018年ロシア大会に参加し、そのセクシーっぷりで世界に名を馳せた彼女は、現在インスタグラムで58万人を超えるフォロワーを持つ人気者。

カタール大会について、彼女は自身のインスタストーリーで、

“今回は最悪だわ!”

と語っているという。”史上最悪の組織のせいでワールドカップに参加できない人たちが可哀想だわ”とも。

この非難の最大の理由は、カタールで行われる試合に参加する人すべてが必要な「ヘイヤカード」の発行遅延。
このカードを彼女の同行者数名がまだ受け取っておらず、試合に参加できるかが不透明な状態にあるそうだ。

「私の友人たちは試合のチケットをすべて持っているにも関わらず、申請から20日経ってもヘイヤカードを受け取っていないの!」

と彼女は嘆いている。

ちなみに、「ヘイヤカード(Hayya Card)」とは、ワールドカップ現地観戦の際にカタールへの入国やスタジアムへの入場の際に提示が必要なFAN ID。カードを持っているだけで公共交通機関も無料で利用できたり、入国に必要なビザや同国の新型コロナ関連アプリ「 Ehteraz」のステータスも表示可能となる等大変便利なカードである。しかし、この発行が試合に間に合わなければ、たとえチケットを持っていても試合に参加できないかも知れないという。

「なぜ多くの人がこのワールドカップの参加に躊躇したのが良く分かったわ!」と彼女は同大会の受け入れ態勢の不備を非難した。

今回のカタール・ワールドカップは2010年に開催が決定して以来、様々な問題に悩まされてきている。最終的に約42兆円とも言われる途方もない巨額開催費用や、インドやパキスタン、ネパールなどの海外からの出稼ぎ労働者たちの人権問題、LGBTなど性的少数者の権利等々。世界各国から非難・抗議の声が寄せられている状況だ。また、大会開幕後も公式施設での混乱が報道されていて、21日にはファンゾーンで数千人が狭いスペースに詰め込まれ、観客が押し寄せる事態が報告されてもいる。

受け入れ態勢の不備など、悪い点はあっという間に世界に発信されてしまうのが世界的なスポーツ大会の常である。中東地域で開催された世界初のワールドカップ。これから良い点も沢山クローズアップされてくるものと思われるものの今の所、開催国としての評判は芳しくないようだ。同国の姿勢がこの大会を機に何らかの発展を見せることを望みたいものだ。

ちなみに、イヴァナさんのインスタグラムによると、ご本人は無事クロアチア戦の初戦に参加できた模様だ。23日に行われたモロッコ対クロアチア戦はスコアレスドローに終わっている。これから、一試合ごとに彼女の衣装もさらに熱くなってゆくのだろうか。
なにはともあれ、これからの熱戦を楽しみたい。

参照元:TheSUNInstagram

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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