パパがパンイチで泥棒に立ち向かう
過去にも、ペットのガチョウを守るために授乳中にもかかわらずパンツ一丁で庭に飛び出した女性がいたが、差し迫った状況を回避するためには小さな犠牲はやむをえないという状況に出くわすこともあるだろう。
豪クイーンズランド州ゴールドコーストに住むスティーブ・ミドルトンさんも、そのような状況に見舞われしまった一人だ。
クリスマス翌日の12月26日はボクシング・デーと呼ばれる祝日で、スティーブさんは早朝から釣りに行く予定にしていたという。しかし、アラームで目を覚ますと屋外に停めていた娘さんの車付近に何やら怪しい明かりが見えたそうで、すぐさま泥棒だと察知したようだ。
そんなスティーブさんが外へ飛び出す前にしたこと、それはパンツを履くことだった。
実は、スティーブさんは素っ裸で寝ており、泥棒を驚かさないためにもとりあえず何かを身に纏わなければとパンツを履いたというのだ。そして、野球バットやナイフを持っていた泥棒らは複数人だったにもかかわらず、パンイチ姿で丸腰のスティーブさんは見事に撃退してしまったのである。
その後、動画が公開されると、黒いパンツ姿から「ミッキー」との愛称が付けられたり、仲間からは「キャプテン・アンディーズ(下着)」などと呼ばれるなど、スティーブさんは一躍時の人となっている。現在までに泥棒の逮捕には至っていないというが、怪我がなかったのはもちろん、そのまま素っ裸で出てしまっていたらスティーブさんのほうが不審者扱いをされそうな事案だけに、パンツを履くという機転がきいてよかったですね。
参照元:YouTube、News.com.au