充電中のスマホが浴槽に落ちて感電死
スマートフォンとは切っても切り離せない生活を送る人が増えるなか、またしても悲劇が起きてしまった。
5月2日夜、イタリア南部の都市モンテファルシオーネ在住のマリア・アントニエッタ・カティロさん(16)は、一人自宅にいたという。そして、充電中のスマホを使用して友人と通話していたところ、突然マリアさんが悲鳴を上げ、その通話は途切れてしまったというのだ。
16-year-old Italian girl electrocuted to death after her charging phone accidentally drops into bathtub – Singapore News https://t.co/30giGfIcO0
— The Independent Singapore (@IndependentSG) May 7, 2023
ただ事ではないと思った友人はすぐさま警察に通報。そして、警察がマリアさんの自宅に駆けつけたというが、すでに手遅れでマリアさんは浴槽で亡くなっていた。
警察の捜査によると、充電中のスマホを誤って浴槽に落としてしまったことで、マリアさんは感電死したと考えられている。遺体は病院の遺体安置所に運ばれ、検死が行われているというが、浴室での電子機器の使用、特に水に触れている状態での使用の危険性が改めて浮き彫りになった。
ロシアの12歳少女が感電死した事件や、フランスの15歳少女が感電死した事件など、実は、浴槽でのスマホの使用が原因で起きた同様の事件はこれまでにも複数報告されている。スマホを浴室で使用するのは主に若者に見られる傾向のようだが、その危険性をしっかりと子供に教育することは保護者の責任とも言えるだろう。今回、命を落としてしまった少女の冥福を祈るとともに、二度と同様の事件が起きないことを願いたいものだ。