今月9日アメリカ・南部テネシー州アシュビルのメトロ・ナッシュビル警察の発表によると、”4番街サウスヒルトンホテル”のマネージャーが宿泊客のベッドに忍び込み、その足の指をしゃぶっていたとして逮捕されたという。
逮捕されたのは同ホテルのマネージャーであるデビット・ニール52歳。
ニールは3月30日午前5時ごろ、宿泊客の部屋に食べ物をセットするためのキーカードを作成し客室に入った。被害者のピート・ブレナン氏は、ベッドで寝ているところ、何者かが自分の足の指をしゃぶっているのに気が付いて目覚め、激しくショックを受けたという。
「部屋に忍び込んだ男から性的な暴行を受けて目を覚ました。ものすごいショックを受けた。男はホテルのマネージャーだった」
「悪夢を見ているようでした。意味がわからず、どうしてベッドに入って私に触れているのかと不思議に思った」
と被害者ブレナン氏はその衝撃を地元テレビ局に語っている。
ブレナン氏はショックのあまり大声で叫び、すぐにホテルの警備員を呼び警察署にも被害届を提出した。警察官の報告によるとニール容疑者は警察に対し、煙の匂いがしたため宿泊客の部屋に入ったと供述したという。
ニールは5月5日に警察に逮捕され、加重強盗と暴行の罪で起訴されている。なお、事件の日の前日、ニールはテレビ故障の対応のためにブレナン氏の部屋に入ってきていたという。その際にブレナン氏はニールに見初められたようだ。ブレナン氏はよほどの美青年だったのかもしれない。
ホテル側はこの事件を受けて、
「ゲストとチームメンバーの安全と安心は私たちの最優先事項です。当社はメトロ・ナッシュビル警察と緊密に連携しており、会社方針の一環として進行中の捜査についてはコメントしておりません。」
という公式声明を出しているのみである。