観光名所が真っ黒に染められる
イタリア・ローマの観光名所として、誰もが思い浮かべるのは『トレビの泉』ではないだろうか。しかし、今月21日、多くの観光客が押し寄せていたこの場所で、透き通るような青さだった水が真っ黒に染められてしまうという事件が発生した。
一体、誰が、なぜ、この泉を黒く染めたというのだろうか。
実はこれ、気候変動に抗議していた環境活動家7名が、植物由来の炭塗料を注いでトレビの泉を黒く変色させたというのだ。その後、駆けつけた警察官らによって活動家らは拘束されたというが、現場には多くの観光客が集まり、活動家らに対して侮辱するような声も上がっていたという。
この事件の背景には、16日から豪雨に見舞われたイタリア北部での洪水があったようだ。政府の不作為による地球温暖化が原因だと考える活動家らは、この日、「化石燃料に金は払わない」「我々の国は死につつある」などという横断幕を掲げていた。
観光名所を利用しての政府へのメッセージだったのかもしれないが、環境活動家が水を黒く染めるという行為は活動に矛盾しているというコメントが少なからず寄せられてしまったのは言うまでもないだろう。
参照元:YouTube
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