肛門から入れたハサミを発見
5月中旬、米インディアナ州にあるラポート郡刑務所では逮捕者らを収容する手続きを踏んでいた。その際に、必ず受けなければならないのが「セキュアパス」と呼ばれるボディスキャンである。危険な物を隠し持っていないか、当然ながらこの検査は刑務所に収容される際には義務付けられているわけだが、それを拒否した男がいたという。
その後、この男は渋々ボディスキャンを受けたというが、スキャン画像を確認していたホルト警部補は、男の肛門のなかに異物のようなものがあるのを確認したというのだ。
LCJ BODY SCANNER HELPS IDENTIFY OBJECT IN PECULIAR LOCATION
Yesterday afternoon, Lieutenant Jeff Holt – Assistant Jail…
長年の経験から、これが金属製のものであると認識した警部補は、その後、この男に追加の検査をさせることにした。そして、新たな検査をしたところ、これが約20センチのハサミであることが確認できたというのである。
当然ながら、肛門から入れたハサミを隠し持っているこの男をこのままの状態で収容することはできず、その後しばらくして、ハサミは無事に男の体内から取り出されたというが、一体なぜ、どのようにして、このハサミを肛門から入れたのかは明らかにされていない。
2017年に導入されたというこの「セキュアパス」は、これまでにもタトゥー器具、薬物、異物、そして今回のハサミなど、実に多くの物品を回収している。刑務所内のすべての人の安全を安心を確保するために重大な役割を担っているようだが、それとともに、訓練と経験を頼りに、刑務所への危険物の持ち込みを未然に防いだとしてホルト警部補にも賞賛の声が寄せられている。
参照元:Facebook