『サンタクロースってのは嘘なんだぜ!』テキサスの牧師が小学校門前で看板を掲げひと騒動

カルチャー

クリスマスシーズンも近づいてきた先週、アメリカ・テキサス州の小学校門前でとある騒動が巻き起こり話題となっているようだ。騒動の主は、テキサス州の牧師、デヴィッド・ハロルド・グリシャム氏。

この牧師は、彼はグリンチ(※)の扮装をして小学校の前に立ち、こう書かれた看板を掲げたという。

「サンタは偽物。イエスは本物。」

(※)グリンチ(英: Grinch)は、1957年にドクター・スースが発表したアメリカの児童向け絵本『いじわるグリンチのクリスマス』の主人公の名前。

彼が自説を掲げたのは、テキサス州アマリロにあるスリーピー・ホロウ小学校の門前である。

この聖ニコラスに反対する姿勢を開陳した後、グリシャム牧師は

「私は親から暴行を受け、看板を破かれた」という。さらには「警察が大挙して押し寄せた」とも述べている。

地元紙のインタビューを受けた彼はこう続ける。

「何百人もの子供たちがこのメッセージを聞き、多くの親たちもそれを聞いた。
「社会がここまでして嘘を守ろうとするのは、非常によくわかる。しかし、子供たちに真実を聞かせないために、なぜそこまでするのか」

“我が国が問題を抱えている!”

なお、スリーピー・ホロウ小学校の校長はABCニュースの取材に対して、

「グリシャム牧師は誰からも望まれておらず、招かれてもいない。彼のせいで、子供たちや家族が怯えてしまったことを悲しく思っています」

と述べている。

この看板の背後にある宗教的な動機について、グリシャム牧師はFacebookなどで今後も主張し続けてゆくという。

自由に主張する権利は守られるべきだが、子供を怯えさせる行為はいただけない。少々大人げなさすぎる所業のように筆者は思うが、皆さまはこの騒動どう思われるだろうか?

参照元:facebook(1)facebook(2)UNILAD

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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