新観光名所のブランコで転落事故発生
南米チリ・ロタにある、フエルテ・ビエホ展望台にオープンしたばかりの「願いのブランコ」で事故が起きてしまった。
絶景が見えることから新たな観光名所となるはずだったこの場所を家族で訪れていたというピラール・アルバレス・フエンテスさんは、ブランコに乗り、背後から夫に押してもらって目の前に広がる夜景を楽しんでいたという。
しかし、その力が強すぎたのか、ピラールさんは宙に放り出され約5メートル下の渓谷に転落してしまったのだ。
その結果、ピラールさんは右手の親指を骨折し、足首の捻挫と全身打撲を負ったというが、彼らはこう語っている。
子供たちが行きたがっていたので一緒に楽しむために行きましたが、ちょっと度が行き過ぎました。今回の事故はブランコのせいでも警備員のせいでもありません。ブランコは写真を撮るためのものだったのに私たちがその限界を超えてしまったのです。どうか、私たちのようなことはしないでください。
そして、自分が起こしてしまった事故のせいで、新しい観光名所となるはずだったこのブランコを撤去しないことを願っていると話す。
これに対し、地元議員のパウリナ・ヴェローゾ・ムニョス氏は、この新しいアトラクションが正しく使用されるよう危険性を知らせる看板を設置する方針だということだ。
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