父親や家族の目の前で誘拐未遂事件発生
3月22日夜、米カリフォルニア州サンディエゴで誘拐未遂事件が起きたという。
当時、ニューポート通りにオープンしたばかりのデリカテッセンのパティオで一家は夕食を楽しみ、8歳の息子は店に面した歩道で遊んでいた。しかし、突然やってきた男が男児を抱きかかえて連れ去ろうとしたのである。
その様子は監視カメラに捉えられており、父親の目の前で息子を連れ去ろうとしたことに驚きの声が上がっている。
幸いにも、父親や警備員らによって誘拐は未遂に終わったが、その後、息子は「あそこにはもう行きたくない!悪い人たちがいるんだ!」とトラウマを抱えてしまったそうだ。
勾留されたその男は「家族に会いたい」と泣いており、父親は自分の子供が恋しかったのだろうと男に同情し、当初は告発するつもりはなかったという。しかし、一家はデリのパートナーとしてこの店をオープンし、またオーシャン・ビーチにもレストランを所有している。そのため、このエリアは一家にとって今後も多くの時間を過ごす大切な場所であり、店に来る人たちにも安心してほしいという願いから「今日は私の子供だったが、明日は他の誰かの子供になるかもしれない」と告訴することを決断したようだ。
一部報道によると、男には前科があったといい、同情する余地はなさそうだ。
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