ヒヨコを丸呑みして窒息死か
12月中旬、インド・チャッティースガル州に住む35歳の男性が窒息死し、その検死中に体内からヒヨコが発見されるという奇妙な事件が報じられた。当初、死因は不明であったものの、医師が喉の近くを切開した際に中にヒヨコが詰まっているのを発見したというが、一体何があったというのだろうか。
In a tragic incident fueled by superstition, a 35-year-old man in #Chhattisgarh died after swallowing a live chick as part of a tantric ritual.
Doctors confirmed that the chick had got stuck in his throat, blocking his air-pipe, which led to his death. The chick itself also… pic.twitter.com/P2GsFyv4bG
— The Times Of India (@timesofindia) December 17, 2024
チンドカロ村に住むその男性は、自宅で倒れた後、アンビカプルにあるメディカル・カレッジ病院に運ばれた。家族の証言によると、男性は風呂から出た後にめまいを感じて気を失ったという。そして、その後、死亡が確認された。
死後解剖を担当したサントゥ・バグ医師が明らかにしたところによると、男性の気道と食道の両方を塞ぐように体長約20センチのヒヨコが詰まっており、それが窒息の原因となっていたようだ。「このようなケースに遭遇したのは、15,000件以上の死体解剖を行ってきた私のキャリアの中でも初めてのことです。」医師はこう語っている。
村人たちはこの男性が地元のオカルト師と交流があったと話しており、何らかの迷信を信じてしまったのではないかと推測している。また、一部の住民によれば、子宝に恵まれないことを悩んでいた男性が父親になることを望み、オカルト儀式の一環として生きたヒヨコを飲み込んだ可能性があるという。
今回の件で、悲劇に至った正確な状況を確認するため、地元警察がさらなる捜査が進めているとのことだ。
参照元:X、India Today