【大家族】妻16人、子供104人、孫144人がいるアフリカ人男性が話題に!

カルチャー

アフリカ人男性の大家族が話題に

タンザニアの小さな村に住むカピンガさんには、特別な家族がいる。彼には16人の妻と104人の子供がいて、そのうえ144人の孫がいるというのである。

昨今、多くの男性が家庭を築き、子供を持つことに苦悩している傾向にあるが、カピンガさんのように可能な限り家族を増やすことに人生を捧げる男性もいる。彼の家はまるで小さな村のようで、妻ひとりひとりに家があり、家事や何十人もの子どもたちの世話をする人々があちこちを走り回っているのだ。

一族拡大のための父からの要請だった

最近受けたメディアのインタビューの中で、カピンガさんが家族を増やすきっかけとなったのは父親の要請であったことを語っている。彼は1961年に最初の妻と結婚し、その1年後に最初の子供をもうけた。その際、父親から、もっと妻を娶り、もっと子供を産むことに同意しさえすれば、持参金を支払うと言われたのだ。

「私たちの一族は小さいから、それを拡大してほしい」とカピンガさんは父に言われ、彼はその使命を引き受けたと言われている。父親は最初の5人の妻の持参金を支払ったが、その後もカピンガさんはどんどん家族を増やしていった。最盛期には20人の妻がいたこともあるようだが、何人かは別れを選び、何人かは他界したが、現在でも16人の妻と暮らしている。

一夫多妻においては理解されないことも多いが、すべては尊敬に値する良き夫としての彼の評判のためであり、たとえば、妻の一人が妹にカピンガさんとともに良い生活を送っていることを話したところ、妹も同じ経験をしたいと言い彼を共有することにしたという。妻のなかには7人の姉妹が含まれているというが、彼女らの間に嫉妬はない。

ここでは、誰もが自分の役割を持っており、それぞれの妻は自分の家、自分の台所を持ち、競争はない。みんな自分の居場所をわきまえていて、一緒に畑を耕し、一緒に食事をし、一緒に働く。これは単なる家庭ではなく、ひとつのシステムとして機能しているんだ。

トウモロコシ、豆、キャッサバ、バナナを栽培し、家族全員が勤勉に働き、なにか問題が起きたときは妻同士で話し合い、それでも解決に至らなければカピンガさんが誰の味方になることなく助言を与える。この家族をまとめているのは女性らであって、カピンガさんはただそれが機能するように導くだけの存在なのだという。

本来ならばカピンガさんの家族はもっと大きなものだったようだが、これまでに事故や病気で40人の子供を亡くしている。そんなカピンガさんの目下の悩みは子供や孫の名前を覚えることができないことだというが、それでも顔を見れば思い出せるようですよ。

参照元:YouTubeOddity Central

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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