【なぜ】中国人女性が自分の爪をオンラインで販売、そこには意外な需要があった!

カルチャー

自分の爪をオンラインで販売

最近、中国メディアが報じたところによると、河北省在住の女性が自身の爪の切り屑を1キログラムあたり150元(約3,170円)でネット販売していることがわかったという。彼女は幼少期から爪の切り屑を収集していたようで、需要の高まる今、これを現金化しようと思い立ったようだ。

Fingernails are not the only ingredient used from the human body.

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South China Morning Postさんの投稿 2025年9月22日月曜日

こんなの一体誰が買うんだ、と思った人は多いはずだ。しかし、中国伝統医学によれば、小児の腹部膨満感や扁桃炎などの症状を治療する調合薬の貴重な原料となるというのである。

実際、漢方薬を製造する企業は学校や村から爪の切り屑を買い取り、洗浄・乾燥させた後、微粉末に粉砕して各種医薬品に配合しているという。1960年代以降はマニキュアの普及で健全な爪が減少傾向となっていたが、今、再び注目を集めていることから、冒頭の女性も爪を販売しようと思ったのかもしれない。成人の爪の年間成長量は平均しても約100グラムに過ぎないことから需要に見合う量の確保が困難で、切り屑の価格は比較的高くなっており、そこにも注目したのだろう。

ちなみに、爪の在庫を管理する加工業者は入念なチェックをおこなっており、足の爪は一切受け付けてはいないとのこと。女性の爪は果たして売れたのだろうか、気になるところである。

参照元:FacebookOddity Central

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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