【注意喚起】3日間で約3キロのグミを食べた男性が不調を訴え入院!

健康

グミを大量摂取した男性に異変

イギリスで、短時間のあいだに大量のグミを摂取した男性が、緊急治療を必要とすることとなってしまった。

'I just had a hankering'

Manchester Evening Newsさんの投稿 2025年10月2日木曜日

ヨークシャー出身のトラック運転手ネイサン・リミントンさん(33)は、アマゾンで約3キロ分のコーラ味のグミ”ハリボー”を注文したと報じられている。日本でもお馴染みの商品である。しかし、リミントンさんはこれをわずか3日間で食べ、10,461kcalに相当するグミを摂取したという。その後すぐに激しい腹痛、発汗、高血圧、冷や汗を伴う深刻な身体症状が現れ始め、リミントンさんは救急搬送された。当初、医療スタッフは食中毒を疑っていたが、追加検査で消化管内のゼラチン濃度が異常に高いことが判明。そして、複数の検査を経て、リミントンさんは急性憩室炎と診断されたのである。

ゼラチンの大量摂取が原因か

憩室炎とは、大腸壁に憩室と呼ばれる小さな突起が形成され、感染や炎症を引き起こす疾患である。専門家によれば、ゼラチンなどの特定の成分を大量に摂取すると、排便障害や腸閉塞のリスクが高まる可能性があるといい、発熱、悪寒、消化不良、嘔吐などの全身症状も現れることがある。憩室炎の最も一般的な症状は左下腹部の持続的な激しい腹痛で、この痛みは通常の消化不良や便秘とは明らかに異なり、通常1日以上持続し徐々に悪化するという。一部の患者では血便や粘液便が見られ、症状が重篤化すると大腸穿孔のリスクがあり、腹膜炎に進行する可能性もあるそうだ。

リミントンさんのケースにおいては、医師は直ちに経口摂取を中止し、点滴による輸液療法を開始したという。高熱と激しい腹痛のため集中治療室で6日間入院したものの現在はすっかり回復している。リミントンさんがグミを口にすることはしばらくなさそうだが、日本でもグミの人気は高まっており、適度な量を食べるということを意識したほうが良さそうだ。

参照元:FacebookOddity Central

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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