中国で漢方薬店を営む20代夫婦が似すぎていて双子かと見間違うレベルだと話題!

カルチャー

中国の似すぎている夫婦が話題に

”夫婦は顔が似てくる”とはよく言われるが、それは長い時間をともに過ごすことで感情の共有や生活環境、食習慣など様々な要因が重なって起こる現象だと推測されている。実際に、顔つきや雰囲気が似ている夫婦に出会う機会はあるが、今、中国ではこちらの夫婦が話題となっているのでご紹介しよう。

中国南部で漢方薬店を営んでいる広東省東莞市出身の梁さんとその妻。まだ20代の夫婦はフォロワー2万人超えのSNSアカウントで「どっちが旦那でどっちが妻?」という動画を投稿すると、それが瞬く間に拡散されることとなった。同じウィッグをかぶり、互いの表情を真似る二人の様子は、まるでコピペしたかのような効果を生み出しているほどである。

また、別の動画「夫にメイクを施してみた」では、メイク後に夫が妻そっくりに変身した姿を披露しており「私たちは今や本当の姉妹です」というキャプションをつけると35万を超える「いいね!」を獲得した。

動画が拡散されビジネスにつながる

梁さんによると、夫婦はそれぞれ40年の歴史を持つ漢方薬業を営む家系の出身で、見合いを通じて出会い、6か月後に結婚したという。結婚後、2023年に共同で漢方薬店を創業し、主に夫は漢方スープや茶の調合を担当し、妻はプロモーション業務を管理しているそうだ。

梁さんはこう振り返っている。

初めて会った時は、全然似てないと思ってたよ。一緒に暮らし始めて数年経ってから、だんだん似てきたことに気づいたんだ。ここ2年はほぼ24時間一緒にいて、仕事も食事も休みも共にしてきた。だからだんだん似てきたんだろうね。

事業は当初、軌道に乗るのに苦労したが、まるで双子かと見間違うような夫婦の愉快な動画はすぐに独自の宣伝ツールとなり、広く注目を集めることとなった。実は、内向的な梁さんは、カメラの前で女装することに最初は抵抗があったという。しかし、妻が深夜までコンテンツのアイデアを研究し、動画を編集する姿をみて、ビジネスのためならと思い協力するようになったそうだ。

彼らのコンテンツは、信頼性の高い教育的な投稿と軽妙なコメディを融合させる形で人気となった。たとえば、ハーブ採取基地で選別・乾燥・包装の過程を撮影したり、高品質なアメリカ人参の選び方や、実践的な健康アドバイスを提供する動画もある。まさにアイデア戦略というところだが、ネットユーザーからは「似ているどころか瓜二つだ」「DNA検査を受けて!実は兄弟姉妹かもしれないよ」などと驚きと笑いの声が起きている。

参照元:XSouth China Morning Post

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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