食べ物が喉に詰まったらどうする!?
食べたものが突然喉に詰まってしまったとき、あなたならどうするだろうか。助けを求める相手がいなかったトルコ人男性が、自らの命を救うためにとった行動が話題になっているのでご覧いただこう。
この日の昼休み、救急医療センターで働く救急救命士のイリヤス・ユルドゥルさんがオフィスでサンドイッチを食べていたところ、その一部が喉に詰まってしまった。だが、部屋にはユルドゥルさん一人きり。助けを求める相手もおらず、素早い判断と行動がなければ窒息死の危険があるなかで、彼は冷静さを保ちながらこんな行動に出た。
椅子から立ち上がったかと思うと、椅子の背もたれの後ろ側に移動し、自らの腹部をその背もたれに押し付ける動作を始めたのだ。そう、ハイムリック法を自らに施したのである。
自らにハイムリック法を施す
ハイムリック法とは腹部突き上げ法のことで、相手の背中から脇の下へ自分の両手を回して親指側をみぞおちのやや下にあて、もう一方の手でこぶしを握り、すばやく手前上方に向かって圧迫するように突き上げることで気管から異物を取り除く方法だ。妊婦や1歳未満の幼児には禁忌とされている対処法だが、ユルドゥルさんは室内に自分しかいなかったことから、椅子の背もたれを使って腹部を圧迫して、喉に詰まっていたものを吐き出そうとした。
そして、その咄嗟の判断と行動が幸いし、奇跡的に異物を取り出すことができたことで事なきを得たというのだ。
救急救命法の指導者として、どうすべきかは明確に理解していました。命を救うというのは他人の命だけではありません。この知識があれば自らの命も救えるのです。一人きりで椅子がない場合、机や硬い物体で代用できます。肋骨の下、横隔膜と呼ばれる部位に硬い物を置き、前方へ強く押し込んでください。その目的は肺内の空気を利用して喉の異物を排出させることなのです。
救命救急士であるユルドゥルさんは当時のことをこう振り返っているが、知識や現場での豊富な経験があるからこそ自らの命を救うことができたはずだ。彼の言葉や行動には説得力があり、今回の動画は国際的にも注目を集めている。








