フォトショップで加工されたかのような斬新なデザイン!
これは正真正銘、自らの手で描いたものである。バンクーバーに住むミミチョイさんは31歳。こんなメイクのデザインに専念しはじめたのはつい最近のことだという。3年間保育士として保育園で勤務をしていたが、自分の持ち味である創造性が押しつぶされると感じていた。子供と触れ合う仕事は好きだったがどこか自分で納得していない部分があったのだ。なにか新しいチャレンジをすることで刺激を必要としていると気付いた彼女はきっぱりと仕事をやめメイクの道に専念することを選んだのだという。
何かをはじめるのに遅すぎることはない!
年齢的にも新しいチャレンジは遅すぎるかと不安になった時もあった。しかし両親の支えもあり地元の美容学校に入学したのだ。「私は美術が好きだったし、これまで友達の結婚式のメイクを手伝うことはあったわ。でも今やっているようなクレイジーなデザインはやったことがなくてすごく興味があったの。」とミミチョイさんは話す。
メイクアップアーティストにとってハロウィンはお祭りよ!
ミミチョイさんのキャリアは2016年10月31日に開花した。ハロウィンに何かあっと驚くことをやってやろうと考えた彼女はインスタグラムを参考にあらゆるメイクを研究した。そして顔面が割れたようなメイクに衝撃を受けたのだ。そして黒と白のアイライナーを使ってそのメイクを完璧に仕上げたのだ。これまでこんなデザインのメイクは施したことがなかったというが彼女だが、決して難しいものではなかったという。
そして母親にみせると予想以上に驚いたので手応えを感じSNSに投稿してみた。すると彼女の目をみはるようなメイクデザインはあっという間に拡散され、気が付くと91600人ものフォロワーがいたのである。
「毎日私は新しいことにチャレンジしているわ。いろんなところから刺激を受けているの。例えばファンキーな柄のコートを着ている人を街でみかけたら、私はそのデザインを自分の顔に描いてみるの。すべてのものに美を追求するのが私のスタイルよ。」
ミミチョイさんのメイク技術がすごすぎて、メイクが本物であるかどうかが疑われることもあるという。しかしそれは彼女にとってこの上ない褒め言葉なのである。「オリジナリティーに溢れるデザインが好きなの。他の誰もがやったこともないようなことをやりたいわ。そしてそれをみてみんなが『ワオ!』って驚いてくれるならそれはもう最高ね!」