成長するにつれて母親と疎遠になる男性は多いのではないだろうか。離れて暮らす息子の心配をする母親をよそに、本人は何知らぬ顔。数か月連絡を取らないこともめずらしくない。
そんな我々のイメージを覆す、ひとりの男性が今話題になっているので紹介しよう。男性諸君には是非とも読んでいただきたい!
仕事を辞め、世界放浪の旅に出かけた息子
ベルギーで企業コンサルタントとして働いていたジョナサンさん。仕事を辞め、車を売り払い、2016年3月にキューバへと旅立ったのである。しかも片道航空券のみで!
こんな行き当たりばったりの計画に、当然ながら母親は心配していたという。しかしジョナサンには情熱に満ちたラテン系、メキシコ人の血が流れていた!旅先での安否を気にかける母親に対し、各国から自分の無事を伝えるための愛あるメッセージを送り続けたのである!
世界中から『Mom, I’m fine(ママ、僕は元気だよ)!』
メキシコのリゾート地、カンクンで美女に囲まれているときも・・・。
ボリビアにある標高6088mのワイナ・ポトシ山を登っているときも・・・。
メキシコのプラヤ・デル・カルメンでスカイダイビングをしたときも・・・。
インドネシアでは絶対に大丈夫じゃない状況でも・・・。
ペルーでは逆さに吊られた状態でも・・・。
旅を続けて1年以上経過しているが、世界各国から『Mom, I’m fine!』という母親へ向けたメッセージを送り続けているのである!
そんなジョナサンのインスタグラムは注目を浴び、たった1年でフォロワーが240万人にも膨れ上がった。母親のみならずジョナサンの旅先からの報告を待ちわびている人が多いのだ。
母の日!ついに親子はインドネシアで合流!
そして先月、1年2か月ぶりに母親とインドネシアで合流を果たしたのである。旅先からマメにメッセージを送りつづけるだけでも「なんていい息子なんだ!」と筆者は思ってしまうのだが、母親を旅先に呼び寄せるなんて粋なことをするではないか!
ちなみにジョナサンは無職のため、母親が自腹を切ったのかもしれない。本人は「僕のクイーンを招待した」と記述しているのでそこは触れないでおこう。
『僕は元気だよ!』この一言で母親は安心する
母親にとって子供はいつまでたっても子供なのだ。離れて生活をするのも、旅行に出かけるのも自由だが、母親というものはとにかく子供の無事を知りたいのである。
そんなときに一言、『僕は元気だよ!』。
この言葉さえあれば、不安や苛立ちから解放されるのだ。簡単なことなのに出来ない人が多いかもしれないが、この機会に電話でもメールでもいいので母親に連絡してみてはどうだろうか。それこそが何よりの親孝行だと思うのである。
参照元:Instagram