夏に恋した僕たちに残った大きな傷跡
夏になれば海へと繰り出したくなるのが世の常。
実は私(おまつ)も先日友人達と意気揚々と海に繰り出したのだが、楽園と思っていたはずの海でとんでもない目に遭ってしまったのだ!
今日はその時の出来事について声を大にして言いたいことがあるので、特にこれから海に行こうとしている人には是非とも読んでほしいと思う!
知っておいて損は無い情報だぞ!
トーイングチューブって知ってる?
トーイングチューブ?そう思われた方もいるではなかろうか。トーイングチューブとは簡単に言ってしまえば、少し大きめのドーナツ状の浮き輪に乗り、ボートで引っ張ってもらうというマリンスポーツ。TVのバラエティー番組などでも目にする、アレである。
コレ。※画像はイメージです。
しかしこのトーイングチューブ、ファニーな見た目とは裏腹に実際の所は超危険でしかない乗り物なのである。
今回私(おまつ)は友人7人と共にトーイングチューブにチャレンジしたのだが、結果から言うと、7人中2人が軽い打撲。1人が脳震盪でガチ溺れ。1人はキンタマを強打するという災難に見舞われてしまったのだ!
恐ろしきかなトーイングチューブ、、、
トーイングチューブの何が危険か?
それは、危険を感じている人と、それをコントロールできる人間が別であり、意思疎通も出来ないということだ。
つまり、浮き輪でひっぱられている人間がどれほど危険を感じヤバいと思っても、ひっぱっている船の操縦者に声は届かないのだ。
あとは、海に打ち付けられるのを待つのみである。
これは致命的ではなかろうか。
もちろん海に打ち付けられるときも、ボートが転覆するスピードが速すぎて受け身が取れないし、その時に同乗者との衝突の可能性もある。
少し考えれば、こんな危険な乗り物に乗りたいと考える方がどうかしてる。
いや、これはトーイングチューブに限ったことではないかもしれない。バナナボートでも転覆した時に同乗者と衝突し、前歯を折った等の話はよく聞く。やはりなにごとにも危険は付きまとうということか。
だが、乗ってしまう。なぜなら浮かれているから!
それでは、ここからは、浮かれ気分でトーイングチューブに乗り重症をおった二人について語っていこうと思う。
脳震盪でガチ溺れ
そもそも今回乗ったトーイングチューブは2人乗り。進行方向に対して縦にならび向かい合って座るタイプであったのだが、脳震盪をおこしたのは前方に座り進行方向と逆に向いていた人物だ。
そして同乗者が私(おまつ)である。
実際乗ってみるとバランスを取るのが難しく、すぐにもこけてしまいそうになるのだが、ボートの操縦士はそんなことお構いなしにグイグイスピードを上げていく。
いや、走っているときの爽快感はハンパないのだ。風を切り水しぶきを受けながら疾走するトーイングチューブ最高!みたいなかんじ。
しかしである。
問題は海に投げ出されたときだ。時速30㎞以上は出ているであろう状態で海面に叩きつけられるわけだ。
母なる海・・・誰だそんなこと言ったやつは!出てこい!っと言いたくなるほどカッチカチの優しさ0%の海が待ち受けていて、嫌というほど全身を打撲するのである。
件の脳震盪をおこした彼は後頭部から着水したので、モロに頭を強打。その衝撃で方向感覚を失い、水面にいるにも関わらずもがきつづけてガチで溺れていた。
実際私(おまつ)もガチ溺れしている人をはじめて目の当たりにして、正直引いた。
熟れすぎたキンタマ
でキンタマの彼である。
海面に打ち付けられた際、どういうわけかキンタマを強打した彼。しかも右側だけ。いつもであれば、ノリのいい彼もその痛みに耐えかねて2度目の挑戦をあきらめたほどだ。
言うほど痛くなかったんじゃ・・・
そう思ったあなた、とりあえず校庭10周な!
熟れすぎたモモみたいに変色
強打から数時間。痛み以外の変化が訪れたそうだ。キンタマの変色だ。
これはモモの写真だ。食べごろでおいしそうだ。
そしてこれが熟れすぎたモモだ。
つまりこういうことだ。彼のキンタマは、たべごろのおいしそうなモモ色から、熟れすぎたモモ色へと変化したのだ。
正確には玉ではなく袋が変色していたわけだが、衝撃の強さを物語っているのではないだろうか。
その腫れと変色も、時間と共におさまり本来の姿へと戻っていった。
しかし、痛みは消えることなく、強打から2週間をすぎようというのに、まだ鈍い痛みが続いているという。
それはまるで、甘酸っぱくも辛い失恋のように彼のキンタマを疼かせ続けているのである。
伝えたいたった一つのこと。
夏に恋した僕たちに、大きな傷跡を残したトーイングチューブ。
いったいあれはなんだったのか。
最初にも言ったが決して軽い気持ちですることはおすすめしない。
どうしてもというのであれば、業者の確認も怠らないでほしい。
安全面は考慮されているのか、しっかりした説明をしてくれるのか等、やはり危険が伴うことなので十分に確認した上で業者を選んでほしいと思う。
参照元:トーイングチューブ