【才能爆発】ティラノサウルス9億円!5歳児が工作を作り売りまくっているサイトがオモシロすぎる!

カルチャー

止まらねえ創作意欲!5歳児の激アツ作品が買えるサイトが話題に!!!

小さい子が溢れ出るパッションと共に作った作品たちは、行き場を失いがちである。

親御さんの世代ならご理解いただけると思うが、捨てるのは非常に切ないし、捨てるところを見られれば、子供は心に永遠に残る深い傷を負うだろう。

このお父さんお母さんの誰もが悩む問題をきっかけに、ある天才的なサイトが生まれたというのだ!!

その名も!「5歳児が値段を決める美術館」!!!

ツイッターで現在人気を博しており、「なにこれかわいくておもしろい!」「見るだけかと思ったら実際に買えんのかこれwww」とツイッターユーザーたちの腹をよじれさせている。

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まず目に入るのは、かわいい恐竜。ほうほう、5歳か!めっちゃ上手いな!

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9万円!!?!?!??

ツイッター中毒者である手羽先(筆者)が見ると、今流行りの5000兆円欲しい!!!を髣髴とする強いパワーを感じる。

しかも「カートに入れる」ボタンが押せるだと!?そんな大事な作品を売っていいのか!?

スクロールしていくと、もっとたくさんの作品を見ることができるようだが・・・

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不可説不可説転円!!!!!!

恐ろしい破壊力とクリエイティブさである・・・・!5歳の子どもがどこで不可説不可説転なんて言葉を覚えるというのだろう!?

(※ちなみに不可説不可説転とは、仏教で登場する無量大数をはるかに超える最大数。10の37澗乗である。うむ、わからん。)

と思ったら、「※値段がおかしいので買えません」というボタンに化けているではないか!ビル・ゲイツが何人いても買えないようだ。

隣のひまわりは「なくした/こわれた」となっている。ここなら1億円で宇宙船が買えたのに残念だ。今ごろNASAもがっかりしているところだろう。

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他にも、0つけすぎて枠から飛び出てる価格設定や、ムラのある作品の設定などなど・・・あなたもきっと読めば読むほどシュールな世界観に引き込まれていくだろう。なんだか筆者は妙に買いたくなってきた。

とんでもないセンスを感じるこの作品集だが、一体この5歳児は何者だというのだろうか・・・!?

ウェブデザイナーのお母さんの息子さんだった!!

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このサイトは、㈱ブルーパドル所属のウェブデザイナー・佐藤ねじさんによる「息子シリーズ」の一環として作られている。当サイトでも紹介している、史上最強にすごいWEBサイトもこの方が制作したものだ。

佐藤さんはこのプロジェクトで、毎年年齢に合わせた作品を制作しており、今回紹介している「5歳児が値段を決める美術館」も、4歳から5歳にかけてお子さんが作った作品の一部を販売している。

この度、佐藤さんのお人柄に甘えさせていただき、手羽先が取材を試みたぞ!!

筆者

1歳、2歳、3歳と様々なプロジェクトをされていますが、今回の「アートを売る」はどこから着想を得たのでしょうか?

佐藤ねじさん

●まだお金の価値感がない子供がつける、無防備な値段設定の面白さ。
●大量にたまった工作をどうアーカイブするか問題。
●すごく純度の高いこどもの絵と、その制作風景。

これら3つを何か形にまとめようとするとき、自然と現代アートや、ギャラリストの作品管理や、アート作品を売るという行為とリンクするものがありました。

「こどもの工作」と「現代アート」というかなり距離のあるものだけど、何かつながっているものがあるなと。

筆者

作品って、ずっとは残しておけないんですよね。データとして残しておけば、いつかきっと素晴らしい思い出になるでしょうね。
プロジェクトの主役である息子さんは、なんと感想をおっしゃってましたか?

佐藤ねじさん

自分の作品がサイトに並んで、自分が設定したタイトルや説明文を読み直して、自分で笑っていました。

サイトが拡散して、実際に買ってくれた人が出たよって話は、今朝しましたが、嬉しそうでした。

お礼のお手紙書かなきゃと言ってました。

筆者

とっても優しいお子さんですね!私もお手伝いできたらうれしいです。
6歳で行うプロジェクトはなにかお考えでしょうか?(秘密でしたらすみません。)

佐藤ねじさん

今もう6歳になったんですが、最近はめっきりゲームや、プログラム(子供用のSCRATCH)にはまっています。
こどもの作るプログラミングが、これまたやばくて、たぶんこの辺をつかったものを作ろうと思います。

筆者

聞くだけで物凄く面白そうですね!プログラムを作れる人は大人でも少ないので、かなりの驚きと笑いを誘えると思います!
3つも質問をしてしまいましたが、丁寧なお返事をありがとうございました。
次回作がとっても楽しみです・・・!
お返事をありがとうございました!

親御さんなら誰でも悩むことが、佐藤さんの技術と息子さんの最高のセンスによって昇華されたのだ。

子どもはいつでも「見て見て!」とせがんでコミュニケーションをとろうとするものだ。この衝動に向き合い、親御さんだけではなくもっとたくさんの人の目に留まり評価されることで、才能と自信を伸ばせるようになるだろう。素晴らしい経験だッ!

・・・・そして最後に言いたいことがある。

このサイトをご覧になれば、あなたはきっとふざけることは創造的なことであると気づくだろう。

↓↓ここからアクセスしてね!!おもしろいぞ!!!

許諾元:5歳児が値段を決める美術館

参照元:Wikipedia

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